「シャイロックの子供たち」池井戸 潤

池井戸 潤 さんの「シャイロックの子供たち」です。

短編小説集はあまり好きではないのですが、最後に全部が繋がる感じでとても面白かったです。

最初の主人公が「嫌な副支店長」で「いつもの池井戸さんと違うなー」と思っていたのですが、読み進むにつれてどんどんはまっていきました。

最後がスッキリしないのですが、「これはこれでいいかな」と思いました。

シャイロックの子供たち

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池井戸 潤 文藝春秋 2006-01

【内容】
たたき上げの副支店長、社内恋愛中のOL、お調子者の課長代理…出世のため、家族のために奮闘する行員たち。現金紛失事件をきっかけに不穏な空気がたちこめ、一人の男が失踪した