さとうとしおです。

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『いざ帰りなん』新・古着屋総兵衛 十七

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「いざ帰りなん」新・古着屋総兵衛 十七です。

ずっと読んできましたが。次巻が最終巻になるようです。

今回は、大きな事件は起きませんでしたが、総兵衛と桜子の仮祝言、イマサカ号と大黒丸の帰還があり楽しめました。


幕府の影御用として、徳川家とともに生きてきた「大黒屋」。

幕末に向けてどんな展開となるか楽しみです。



【内容紹介】
北郷陰吉の報告では、鳶沢一族の荷運び方の文助の様子がおかしいという。分不相応な料理屋に出入りし、怪しい白い粉を手に入れている。総兵衛は、陰吉の他、林梅香、忠吉、筑後平十郎を召集して文助の後をつけるのだが、見事に巻かれてしまう……。交易船団は、カイト号を建造しているバタヴィアのオランダ商館造船場に人を残し、ホイアンで最後の荷を積み込み、いよいよ帰国の途についた

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