「ひかり電話」を外出先で使う。 便利です!『スマホでひかり』活用中! 2
第1弾でスマホを「ひかり電話」の子機に設定しましたが、第2弾では「ひかり電話」を外出先で使えるよう設定しました。
光回線を引いたときに、NTTからレンタルしているホームゲートウェイ(PR-400KI、PR-500MI等)にはVPNサーバー機能が搭載されています。
このVPNを使用して、外出先でも使えるよう設定します。
ここから第2弾です。
ホームゲートウェイにログインして設定
まず、パソコンから
http://192.168.1.1/又はhttp://ntt.setup/にアクセスします。
ユーザー名:user
パスワード:user
でログインできます。
このような画面になります。
左側から「詳細設定」→「VPNサーバ設定」を開きます。
右側の「編集」を開きます。
ユーザ名とパスワードを決めて入力します。
「設定」をクリックします。
前の画面に戻るので「VPNサーバ機能の起動」の「有効」をONにして、「設定」をクリックします。
これで、パソコン側の設定は終了ですが、次のスマホの設定に備えて、
事前共有鍵とホームゲートウェイのIPアドレスを確認しておきます。
事前共有鍵を確認。
「詳細設定」→「VPNサーバ設定」で先ほどの画面に戻り、事前共有鍵「表示」をクリックします。
このように表示されるで、メモしておきます。
スマホを設定
次にスマホの設定を行います。
Zenfone5(Android)で設定しました。
「設定」→「もっとみる」→「VPN」
右上の点3つ→「VPNプロフィールの追加」
次の画面が出ます。
名前は先ほどの「ユーザ名」
タイプは「L2TP/IPSecPSK」
サーバアドレスは先ほど確認した、「ホームゲートウェイのIPアドレス」
IPSec事前共有鍵先ほど確認した、「事前共有鍵」
を入力し、保存します。
これで設定完了です。
IPアドレス通知設定
停電等で自宅のホームゲートウェイの電源が再起動されるとWAN側IPアドレスが変更されてしまいます。
WAN側IPアドレスが変更になると、スマホと接続できなくなり外出先で使えなくなってしまいます。
この対策で、「IPアドレス通知設定」を利用しWAN側IPアドレスが変わるたびに新しいIPアドレスがメールで届くようにしておきます。
ホームゲートウェイにログインします。
左側から「詳細設定」→「VPNサーバ設定」を開きます。
下の方に「IPアドレス通知設定」があるので、クリックします。
メール機能の有効無効 「有効にする」
SMTPサーバ 送信元のメールサーバー(SMTPサーバー)
ポート番号 587
差出人メールアドレス パソコンのメールアドレス
SMTP認証の有効無効 「有効にする」
アカウント名 パソコンのメールアドレス
パスワード メールのログインパスワード
送信可否 チェック入れる
MACアドレス スマホのMACアドレス
宛先メールアドレス スマホのメールアドレス
を入力し、「設定」をクリックして終了です。
試しにホームゲートウェイを再起動してみると、次のようなメールがスマホに届きます。
送られてきたIPアドレスをコピーして、VPNサーバ設定のIPアドレス欄に貼りつければ再接続できます。