『ダブルギアリング 連鎖破綻 』 真山仁 香住究
「ダブルギアリング 連鎖破綻」です。
真山仁のデビュー作です。
モデルとなった企業や政治家がわかりやすいのは、「ハゲタカシリーズ」と同じです。
どんどん引き込まれてしまい一気読みでしたが、最後が意外とあっさり終わってしまい。
少し物足りなさが残りました。
【内容】
破綻寸前に追いこまれた大手生命保険会社・清和生命。顧客からの解約、経営統合のキャンセルなど八方塞がりの状況の中、業界の暗部を歩んできた社長室次長の各務と、彼の同期で関西に左遷された中根は、生き残りのために奔走する。崖っ縁に立たされた彼らは、社長の命を受け最後の大きな賭けに打って出たが…。真山仁が『ハゲタカ』刊行前年に大手生保社員と合作で発表した幻のデビュー作!