さとうとしおです。

頭痛歴40年以上!ベテラン頭痛持ちのブログです。

『コラプティオ』真山仁

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真山仁『コラプティオ』です。

総理大臣の側近になった白石と新聞記者の神林。同級生が活躍する政治小説です。

ラテン語で「腐敗、汚職」を意味する、「コラプティオ」という表題通り
原発輸出、ウラン鉱山開発の汚職をめぐる、官邸と新聞記者の攻防を描いています。
「正義」とは何かを考えさせられます。

闘犬」東條、「山猿」田坂がいい味だしてます。
「神林」の成長も目を見張るものあります。

どんどん引き込まれてしまいました。。




【内容】
震災後の日本に現れたカリスマ総理・宮藤隼人は、“禁断の原発政策”に日本復興を託すが、その矢先、一人の日本人がアフリカで殺される。事件の背景に広がる政権の闇を追いかける新聞記者と、宮藤を支える若き側近は、暗闘の末、最後に何を見るのか。謀略渦巻く政治の世界を白熱の筆致で描く真山文学の真骨頂!

2. 3.