『その峰の彼方』笹本稜平
『その峰の彼方』笹本稜平です。
長編山岳小説。
面白かったのですが、途中少し飽きてしまい、一気読みできませんでした。
なかまの絆が素晴らしく、感動しましたが、終わり方が中途半端で不完全燃焼です。
【内容】
孤高のクライマー・津田悟は厳寒のマッキンリーに単身挑み、消息を絶った。捜索隊に加わった親友・吉沢は、愛する家族を残しての無謀な挑戦を知り、悟のある言葉を思い出していた。「あっちの世界に引きずり込まれそうになる」―やがて捜索隊は、悟の生の痕跡に接し、驚愕する。悟は生還できるのか?そしてその生命の、魂の行方は?