2020-04-15 『フレンズ シックスティーン』高嶋哲夫 読書日記 読書日記-高嶋哲夫 『フレンズ シックスティーン』高嶋哲夫です。高嶋哲夫 初期の作品。時代を考えても、ちょっと無理がある設定でした。次に期待です。 【内容】 まだ雪が残る神戸・ポートアイランドで銃声が響いた。その瞬間、十五歳の私の目の前で、親友のユキは、すべてを失ってしまった。母親を銃で撃たれ、父親と妹を轢き殺されたのだ。そしてユキは心を閉ざした。誰もが暴力団の抗争に巻き込まれた不幸な家族と憐れんだ。でも、私は、そして四人の仲間は、ユキから言葉を奪った人間たちが許せなかった…。気鋭の著者が贈る傑作長篇小説。