『されど君は微笑む 約束の街6』北方謙三
『されど君は微笑む』北方謙三です。
約束の街シリーズ第6弾。再々読。ブラディ・ドールシリーズ第16弾として融合します。
久しぶりの「川中」存在感が違います。
この後が楽しみです。
幾つもの死を見過ぎた眼、いつまでも心を衝く哀しい笑顔。川中良一の最初の印象だ。川中は街にトラブルを運んでやってきた。N市で“ブラディ・ドール”という酒場を経営する川中は、ホテル・キーラーゴの社長の娘・秋山安見を探しに来たのだった。安見はプロの殺し屋に狙われていた…。他人の人生の暗いところに首を突っこみ、塩辛い思いをしてばかりいる“ソルティ”と、川中は抗争の渦中に飛び込む!!虚飾の街に“ブラディ・ドール”の男たちが集う。北方謙三ハードボイルドの集大成、大長編。