2019-06-21 『蒼煌』黒川博行 読書日記 読書日記-黒川博行 『蒼煌』黒川博行です。日本画壇界の権力争い。 室生先生ダメおやじだが、参謀の殿村会長が切れ者で面白い。画廊や画塾の名前が難しくてなかなか読み進まなかったが久しぶりの長編面白かったです。 蒼煌posted with ヨメレバ黒川 博行 文藝春秋 2007年11月09日 楽天ブックスAmazon7net 【内容】 芸術院会員の座を狙う日本画家の室生は、選挙の投票権を持つ現会員らに対し、露骨な接待攻勢に出る。一方ライバルの稲山は、周囲の期待に応えるために不本意ながら選挙戦に身を投じる。会員の座を射止めるのは果たしてどちらか。金と名誉にまみれ、派閥抗争の巣と化した“伏魔殿”、日本画壇の暗部を描く。