さとうとしおです。

頭痛歴40年以上!ベテラン頭痛持ちのブログです。

読書日記-黒川博行

『騙る』黒川博行

『騙る』黒川博行です。古美術を扱った短編集。 黒川氏得意の美術小説。騙るposted with ヨメレバ黒川 博行 文藝春秋 2020年12月14日頃 楽天ブックスAmazon7net 【内容】 彫刻の縮小模型、蔵に眠っていた屏風、デッドストックのアロハ…こいつは金になる―。だ…

『桃源』黒川博行

『桃源』黒川博行です。「新垣」「上坂」の新コンビ。「疫病神シリーズ」とはまた違った個性で面白かった。 シリーズ化を望む。桃源posted with ヨメレバ黒川 博行 集英社 2019年11月26日頃 楽天ブックスAmazon7net 【内容】 沖縄の互助組織、模合。この制度…

『勁草』黒川博行 

黒川博行『勁草』です。オレオレ詐欺の犯人と刑事達の攻防を描いた作品。 詐欺グループのやり口がよくわかります。臨場感たっぷりで面白いです。チンピラ矢代があまりにアホで橋岡に同情してしまいます。最後も含みがあってよかったと思います。 勁草posted …

『後妻業』黒川博行

黒川博行『後妻業』です。資産を持っている老人の後妻となって遺産を奪う女。 実際にも、筧千佐子事件、木嶋佳苗事件、上田美由紀事件など、連続不審死事件が起きており恐ろしいことです。この後妻業の女と組んで分け前を得ようとする結婚相談所のワル。後妻…

『離れ折紙』黒川博行

黒川博行『離れ折紙』です。古美術の取引での詐欺を描いた短編集。短編集の中では、好きな方だが、やはり黒川作品は長編、刑事ものがいい。 離れ折紙posted with ヨメレバ黒川 博行 文藝春秋 2015年11月10日 楽天ブックスAmazon7net 【内容】 フリーのキュレ…

『落英』黒川博行

『落英』黒川博行です。初めはどうもイマイチでしたが、途中からどんどん面白くなりました。ただ不良刑事3人の行動が行き当たりばったりで、警察官にしては雑な感じがします。 自分の口座に振り込ませるようでは「桐尾」詰めが甘いです。最後、桐尾と満井は…

『煙霞』黒川博行

黒川博行『煙霞』です。悪党どもの騙しあいに高校教師が巻き込まれていきます。 悪党たちの詰めの甘さが目立ちますが、後半から一気に読めました。 面白いです。 煙霞posted with ヨメレバ黒川 博行 文藝春秋 2011年07月08日 楽天ブックスAmazon7net 【内容】…

『蜘蛛の糸』黒川博行

黒川博行『蜘蛛の糸』です。女にだらしない下心見え見えの男たちの話。軽ーい短編集。くだらなすぎて面白いです 蜘蛛の糸posted with ヨメレバ黒川博行 光文社 2011年02月20日 楽天ブックスAmazon7net 【内容】 彫刻家・遠野公彦は、モデルのリンダをひと目…

『蒼煌』黒川博行

『蒼煌』黒川博行です。日本画壇界の権力争い。 室生先生ダメおやじだが、参謀の殿村会長が切れ者で面白い。画廊や画塾の名前が難しくてなかなか読み進まなかったが久しぶりの長編面白かったです。 蒼煌posted with ヨメレバ黒川 博行 文藝春秋 2007年11月09…

『左手首』黒川博行

黒川博行『左手首』です。これも短編集でした。黒川作品を古い方から順に読んできているので、ここの所ずっと短編で物足りません。それなりに面白いのですが、やはり黒川作品は長編で読みたいです。 左手首posted with ヨメレバ黒川博行 新潮社 2005年02月 …

『文福茶釜』黒川博行

黒川博行『文福茶釜』です。5話から成る短編集。 短編集は苦手でしたがこれは面白かったです。骨董品や絵画を扱う美術商の騙し騙されの話。贋作は客には売れないが、業者間では騙した方が勝ち。 騙された方は馬鹿にされてしまうという壮絶な世界。今まで縁…

『燻り』黒川博行

『燻り』黒川博行9つの事件の短編集。 面白いけど短すぎ。短編集はどうも苦手です。 燻りposted with ヨメレバ黒川 博行 KADOKAWA 2016年09月24日 楽天ブックスAmazon7net 【内容】 「ええな、抜け駆けと裏切りはなしやぞ」便利屋を生業とする長尾のもとに、…

『カウントプラン』黒川博行

『カウントプラン』黒川博行5話の短編集でした。 黒川作品読み続けていますが、やはり長編の方がいい。 短編集だと物足りないです。 カウント・プランposted with ヨメレバ黒川 博行 文藝春秋 2000年04月07日 楽天ブックスAmazon7net 【内容】 眼に入った物…

『大博打』黒川博行

黒川博行『大博打』です。身代金、金塊2トンの誘拐事件。 どうやって奪うつもりなのか?海に沈んだはずの金塊(偽物だったが)をどうやって引き上げてきたのかが最後までわからなかったです。誘拐されたじいさん、味のある魅力的な人でした。 犯人捕まるかと…

『キャッツアイころがった』黒川博行

黒川博行『キャッツアイころがった』です。黒川氏初期の作品で「ミステリー大賞受賞作」です。 『暗闇のセレナーデ』に続き、女子大生探偵が活躍します。途中「桑原」がでてきて驚きましたが、違いました。面白かったです。 キャッツアイころがったposted wi…

『暗闇のセレナーデ』黒川博行

『暗闇のセレナーデ』黒川博行です。黒川博行さん初期の作品です。女子大生が警察と競って事件を追うミステリーです。 今ではありえない状況も多く登場しますが、展開が二転三転し面白かったです。 暗闇のセレナーデposted with ヨメレバ黒川博行 東京創元社…

『てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書』 黒川 博行

黒川博行『てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書』です。 初期の短編集 「てとろどときしん」「指輪が言った」「飛び降りた男」「帰り道は遠かった」「爪の垢、赤い」「ドリーム・ボート」の6作品が収められています。読みやすかったですが、自分…

『アニーの冷たい朝』  黒川博行

黒川博行『アニーの冷たい朝』です。大阪府警シリーズ。第8作です。連続猟奇殺人事件を扱ったミステリーです。由美に危険が迫り、ドキドキでした。 気持ち悪く、恐ろしいですが面白い作品でした。 アニーの冷たい朝posted with ヨメレバ黒川博行 東京創元社 …

『泥濘』黒川博行

黒川博行 疫病神シリーズ『泥濘』です。やっぱこのシリーズ最高です。面白い!桑原と二宮 結局仲良し! 泥濘posted with ヨメレバ黒川 博行 文藝春秋 2018年06月29日 楽天ブックスAmazon7net 【内容】 「待たんかい。わしが躾をするのは、極道 と半グレと、…

『絵が殺した』黒川博行

黒川博行「大阪府警シリーズ」 今回は吉永、小沢コンビです。総長とブンさんは少しだけ出ます。 絵画の贋作に端を発した殺人事件を追います。登場人物が多すぎて、途中で関係が分からなくなり、何度も読み返すことに・・・面白かったです。 絵が殺したposted…

『ドアの向こうに』黒川博行

博行大阪府警シリーズ。 「総長」「ブン」が活躍します。 ブンと婚約中の総長の娘「伶子」、ブンのおふくろさん、五十嵐刑事もいい味出してます。 ドアの向こうにposted with ヨメレバ黒川博行 東京創元社 2004年07月 楽天ブックスAmazon7net 【内容】 頭部…

『切断』黒川博行

黒川博行さん初期の作品です。 「大阪府警シリーズ」ですが、いつもと違うミステリー色の強い作品です。 復讐に命をかける「彼」を応援したくなってしまいます。 指のトリックも納得でした。面白かったです。 切断posted with ヨメレバ黒川 博行 KADOKAWA 20…

『海の稜線』 黒川博行

『海の稜線』 黒川博行『疫病神シリーズ』の黒川博行さん初期の作品です。 30年以上前の作品なので、連絡方法等時代を感じさせます。登場人物が偽名を使ってたりするので、名前を覚えるのが大変でした。総長、ブン、萩原の掛け合いが面白かったです。 海の稜…

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