『ひとりぼっちのあいつ』伊岡瞬
『ひとりぼっちのあいつ』伊岡瞬です。
ラストで急に話が変わってよくわからない。
鶴巻の存在感よかったのに残念。
【内容】
「故郷に帰れ、田舎もん!」毒づきながら、内心コンプレックスに苛まれている宮本楓太は二十五歳のサラリーマン。ひょんなことで出会った冴えない中年男の秘密を知って、以来なぜか彼から目が離せなくなる。まわりには、謎の美女に強面の老人、なんだか危ない人たちまで…一体彼は何者なのか?素直になれず孤独を抱える楓太と、過去に傷つき未来に希望を持てない春輝。居場所を求めてあえぐすべての人に贈る、希望のラプソディ!
『北の狩人』大沢在昌
『北の狩人』大沢在昌です。
狩人シリーズ1作目。
大沢作品初読み。
面白い!
シリーズを追っていきたい。
新宿に北の国から謎の男が現れる。獣のような野性的な肉体は、特別な訓練を積んだことを物語っていた。男は歌舞伎町で十年以上も前に潰れた暴力団のことを聞き回る。一体何を企んでいるというのか。不穏な気配を感じた新宿署の刑事・佐江は、その男をマークするのだが…。新宿にもう一人のヒーローを誕生させた会心のハードボイルド長編小説。 【内容】
ついに、北の国から来た男の正体と目的が分かった。その瞬間、新宿署の刑事だけでなく暴力団の幹部までもが息を呑んだ。「あの時の…」彼は十二年前に葬られた、ある出来事の関係者だったのだ。過去の秘密が次々に明かされていく。やがて彼は「獲物」を仕とめようと最後の賭けに出る。だがそこには予想だにしていない悲しい結末が待っていた。
『明日なき街角』北方謙三
『明日なき街角』北方謙三
北方ハードボイルド。
マスターいい味。
【内容】
機械的に吐き出されるネジの音を聞きながら、哲二は見えない敵を思う。昼は作業着、夜はセルッティのスーツが哲二の戦闘服だ。暴力と欲望の狭間でもがく青年は、夜の街を疾走しながら、やがて男へと成長してゆく…。傑作ハードボイルド。