「越境捜査」笹本稜平 を読みました。
ハードボイルド小説が好きです。
「北方謙三さん」「大藪春彦さん」は、ほとんど読破してしまいました。
新たなお気に入りを、ハードボイルド系、犯罪系、警察系で探していたところ「笹本稜平さん」ヒットしました。
他にも”疫病神シリーズ”の「黒川博行さん」”ハゲタカ”の「真山仁さん」など読み始めています。
今回は、笹本稜平さん「越境捜査」です。
檜垣耀二シリーズ 3作
マネロン室シリーズ 2作
を読んだ後で
「越境捜査」シリーズ第1弾です。
檜垣耀二シリーズ マネロン室シリーズ とも読み応えあったので全作読んでいくことに決めました。
14年前に起こった時効間近の迷宮入り事件。
消えた12億円の行方を巡り警察内部での戦いが始まります。
誰が味方でだれが敵なのか?
尊敬する先輩「韮沢」の本当の狙いは何なのか?
何もかもが信じられない中「鷺沼」は、利害が一致した不良刑事「宮野」、ヤクザの「福富」と組んで、国会議員、警察上層部に立ち向かいます。
最後までハラハラさせられ一気に読んでしまいました。
【内容】
警視庁捜査一課の鷺沼は、迷宮入り事件のファイルを開いた。14年前、12億円をだまし取った男が金とともに消され、犯人も金も行方不明のまま。再捜査開始。鷺沼は12億円の行き先をつかむ。神奈川県警―。しかし、それだけではなかった。大薮春彦賞作家が組織に闘いを挑む男たちを描いた長編警察小説。