さとうとしおです。

頭痛歴40年以上!ベテラン頭痛持ちのブログです。

『太平洋の薔薇』上下 笹本稜平

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笹本稜平『太平洋の薔薇』です。

上下巻続けて一気読みです。
外国人の名前が多すぎて混乱することがありましたが、すばらしい内容でした。
感動しました。

柚木船長はじめ、海の男たち最高です!



【内容】
伝説の名船長・柚木静一郎は最後の航海を迎えていた。横浜への帰路を襲った海賊の罠。船を乗っ取った彼らの目的は、積荷や身代金ではなかった。裏で、悪名高いテロリストが糸を引いていたのだ。乗組員の命を楯に取られ、柚木は無謀とも言える嵐の海への航海に挑んでいく。同じ頃、ロシアでは100トンにも及ぶ、史上最悪の生物兵器が盗み出されていた―。大薮春彦賞受賞作。

【内容】
テロリストにハイジャックされた不定期貨物船パシフィックローズは、リーダー・アララトの指示のもと、太平洋を北へ進んでいた。柚木静一郎船長以下、船員たちは地形と天候をまったく考慮しない無謀な航海指令に従いながらも、反撃の機会を探っていた。アララトたちは、究極の生物兵器“ナターシャB”を手に入れることで、世界を牛耳ろうとしていた。一方、豪華客船「スターライト・オブ・シリウス」のペントハウスでは、世界を破滅か安定かに導く死闘が繰り広げられていた…。大どんでん返しの果て、号泣必至のラストが訪れる、二十一世紀最高の海洋冒険小説

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